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海外旅行から帰国時の税関審査とは?何をするの?

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2011.06.21 更新2017.03.16

お正月に初めてハワイへ海外旅行へいきます。マリンスポーツや買い物などを楽しみたいと考えています。日本へ帰ってくる時に、空港の中で税関審査があるということなのですが、具体的にはどんなチェックがあるのでしょうか?また、買ってはいけないものなどありますか?

コピー商品はNG!海外ショッピングでは免税範囲を超えないように注意を。

海外旅行から日本へ帰国するときに、注意したいのが税関検査です。機内で配布される「税関申告書」(白い用紙)は、申告のあるなしにかかわらず提出しなくてはなりません。免税の範囲を超えて海外で買い物をした場合は税関申告が必要なので、赤ランプの検査台へと進みます。そして空港内の検査台近くにある税関窓口で税金を支払わなくてはなりません。ですから、現地でのショッピングに免税範囲を覚えておくとよいでしょう。


■日本への輸入が禁止されている品


さらにショッピングで注意したいのは、日本への輸入が禁止されている品々です(皆さんが海外旅行先で購入したものを日本へ持ち帰ることも“輸入”と呼ばれます)。関税法で輸入が禁止されているものは、①麻薬や覚せい剤等、②けん銃などの武器、③爆発物や火薬類、化学兵器などに用いられるもの、④児童ポルノやわいせつ物(DVDや雑誌類なども)、⑤偽札など紙幣類の変造・模造品などがあります。


ただし、これだけではありません。例えばコピー商品(シャネルやグッチなど高級品の模造品)も税関で押収されます。また、動植物検疫が必要なものは、税関申告しなくては持ち込めません。動物や昆虫、種子や鉢植え、生花の一部は持ち帰ることができません。食品(ハムやソーセージ等の加工品)や切り花(蘭などの切り花やレイなどの花飾り等)のなかには、個人輸出用に加工・梱包されたものが空港内で販売されているので、そうしたものを購入するようにします。さらにワシントン条約で輸入が規制されているものも注意が必要です。ワニなどの絶滅危惧種による加工品(ハンドバッグやベルト、財布等)や剥製(はくせい)も、現地で勧められても購入しないようにしましょう。


観光ジャーナリスト 千葉千枝子

日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。

旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。

【URL】 http://www.longstaystyle.com/
【経歴】 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。
【著書】 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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