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入国審査の方法とは?

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ゴールデンウィークに初めてオーストラリアへ旅行にいってきます!初めての海外旅行でわからないことだらけなのですが、一番わからないのは入国審査です。どんなことが聞かれるのでしょうか?海外に到着してから入国するまでの流れを教えてください!

入国審査でおさえておきたいのは、自分の職業や入国目的。税関申告にも注意しましょう。

海外旅行で最初に直面する英会話が、イミグレーション(パスポート・コントロール)のブースにおける入国審査官とのやり取りです。パスポートを提示したときに、どのような質問を投げかけられるかといえば、たいていが職業(occupation)や入国の目的(purpose)。時折、「団体(group)ですか?」とツアーで来たことを尋ねられたり、「(オーストラリアに)友人 (friend)がいますか?」という質問も。


そして、もう一つ重要なことは検疫と税関です。食品や、多額の現金を持っているかどうかは、機内で配布される入国カードの税関申告欄にチェックをしているはず。特にオーストラリア検疫は厳しいことで知られています。オーストラリア特有の生態系を守るため、例えば泥土がついた靴や麦わら帽子などは申告をしても持ち込むことができませんし、食品はすべて申告が必要です。


虚偽の申告をした場合、没収だけでなく処罰の対象となり入国を拒否されることにもなりかねません。入国に関する免税範囲や税関申告の内容、持ち込み禁止品目などは国によって異なります。事前に調べて、十分注意するようにしましょう。


入国審査が済むと、ターンテーブルでスーツケースを受け取り、税関申告台へと進みます。手荷物すべてのX線検査があります。そして出口へと向かいます。順路に沿って進みましょう。


観光ジャーナリスト 千葉千枝子

筆者の写真

日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。

旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。

【URL】 http://www.longstaystyle.com/
【経歴】 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。
【著書】 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。

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