produced by 損害保険ジャパン

検索から探す

トラブル解決術

「火山情報」「噴火警報」が発表された時の対処方法とは?

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

2013.03.12 更新2017.03.16

私の両親は、活火山の近くに住んでおり、過去に「噴火警報」が発表されたこともあるそうです。「火山情報」や「噴火警報」とはどう行った時に発令されるものなのでしょうか?また、もし万が一、住んでいる地域に火山情報や、噴火警報が発表された場合は、どのように対処するべきでしょうか?

「噴火警報」のレベルと対象地域を確認し、避難が必要かどうかを判断しましょう

■「噴火警報」が発表された際に注意すること

「噴火警報」には3つの種類があり、取るべき行動が異なります。


・「噴火警報(居住地域)」…付近に住んでいる場合、避難の準備や開始が必要です。

・「噴火警報(火口周辺)」…登山が禁止される場合がありますが、生活は通常通りです。

・「噴火警報(周辺海域)」…海底火山の噴火が予想される場合に発表されます。


対象となる火山の近くに住んでいる、または滞在している際に「噴火警報(居住地域)」が発表された場合は、特に注意が必要です。避難の準備をしておき、避難指示などが出された場合にはすぐに移動を開始します。


■「噴火警報」の内容と、発表時の対処方法

※平成19年より前には、「噴火警報」ではなく「火山情報」という名称で、噴火に対する警戒が呼びかけられていました。その後、用語の見直しが繰り返し行われて、平成19年12月より「噴火警報」という言葉で危険が発表されるようになりました。


生命に危険を及ぼす火山現象(大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流など)の発生、または拡大が予想される場合に、警戒が必要な範囲を明示して発表されるのが「噴火警報」です。


噴火の可能性が高い火山には、火山活動の状況を5段階で区分した「噴火警戒レベル」が設定されており、「噴火警報」と一緒に発表されますので、噴火警戒レベルも把握して行動を決めましょう。


●「噴火警報(居住地域)」…【通称:噴火警報】

・Lv5(避難)…居住地域に重大な被害をもたらす噴火が発生、または切迫しており、避難が必要な状態。

・Lv4(避難準備)…居住地域に重大な被害をもたらす噴火の可能性が高まり、避難の準備が必要な状態。


●「噴火警報(火口周辺)」…【通称:火口周辺警報】

・Lv3(入山規制)…居住地域の近くに影響をもたらす噴火が発生、または切迫しており、今後の推移に注意が必要な状態。登山や入山が規制される。

・Lv2(火口周辺規制)…火口周辺に影響をもたらす噴火の可能性が高まっている状態。火口周辺への立ち入りが規制される。


●「噴火予報」

・Lv1(平常)…火山活動が静かで、平常である状態。


■噴火に関する「特別警報」について

「噴火警報(居住地域)」は「特別警報」と同等に位置づけられています。


「噴火警報(居住地域)」が発表された際には、大至急、危険地帯から離れて安全な避難所へ移動したり、噴火に対する備えを大至急行うなど、命を守るための行動をとってください。


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

この記事に関連するタグ

検索から探す