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「記録的短時間大雨情報」が発表された時の対処方法とは?

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2013.03.11 更新2017.03.16

私が住んでいる地域では、年に数回、大雨が降ることがあります。以前も「記録的短時間大雨情報」が発表され、住んでいる地域が該当していました。「記録的短時間大雨情報」とはどのような気象状況を指すのでしょうか?また自分の住んでいる地域 に「記録的短時間大雨情報」が発表された場合は、どのように対処するべきでしょうか?

短時間で猛烈な雨が降るため、急激な増水に注意してください

■「記録的短時間大雨情報」が発表された際に注意すること

この情報は、「大雨警報」中に雨量が急激に増加した際に発表されます。現在進行形の危険情報であるため、迅速な対応が必要です。


・避難勧告や避難指示が出ている場合は、大至急避難を開始する。

・すでに道路が冠水し避難が間に合わない場合は、建物の上階へ移動する。

・短時間で急激に増水をするため、現時点で大丈夫であっても河川から離れる。

・地下街やアンダーパス(地下へ潜る立体交差)はなるべく通行しない。

・マンホールのフタが外れることがあるため、落下に注意する。


■「記録的短時間大雨情報」の内容と、発表時の対処方法

「記録的短時間大雨情報」は、「大雨警報」が発表されている最中、数年に一度レベルの記録的な大雨が短時間で観測された際に発表されます。注意報や警報と異なり、危険が高まる前に発表されるのではなく、異常事態のさなかに発表される情報であるため、迅速な対応が求められます。


市町村単位の細かい単位で発表されるため、自宅や現在いる場所が対象地域に含まれている場合は、特に注意が必要です。発表された時点ですさまじい豪雨となっているため、すでに道路が冠水している場合は無理して避難所へ行かず、周囲の状況をみながら自宅の上階へ移動したり、貴重品を高い場所へ上げるなどの対応をしてください。


また、一連の雨により土砂災害の危険が高まると、「土砂災害警戒情報」が発表され、土砂災害の危険が高まっていることが伝えられるので、情報収集を続けながら状況を逐一確認し、避難の準備や避難行動を取るようにしましょう。


■「記録的短時間大雨情報」と「大雨特別警報」について

「記録的短時間大雨情報」は実際に観測された雨量に基づいて発表され、「大雨特別警報」は予想により発表されます。「記録的短時間大雨情報」の発表後も、引き続き雨が降り続けると予想される場合、「大雨特別警報」の発表がされることが考えられます。


「記録的短時間大雨情報」が発表された段階ですでに相当な豪雨となっていますので、道路が冠水して避難が難しい場合などは、自宅や近所の建物の上階へ移動するなどし、身の安全を確保することが必要です。


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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