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「高潮警報」が発表された時の対処方法とは?

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2013.03.11 更新2017.03.16

海沿いの観光地へ旅行に行った際に「高潮警報」が発表されていましたが、「高潮警報」とはどのような気象状況の時に発表されるのでしょうか?また、自分の住んでいる地域で「高潮警報」が発表された場合、どんなことに注意し、またどのように対処すればいいのでしょうか?

高潮は津波と同じ被害をもたらす現象。海岸には近づかないようにしましょう

■「高潮警報」が発表された際に注意すること

・海岸に近づかず、また海岸沿いを移動する際は高波に注意を払う。

・海水浴、サーフィンなど海岸沿いのレジャーは行わない。

・釣り船(遊漁船)やプレジャーボートを出港させない。

・浸水のおそれがある地域に居住している場合は、避難の準備をする。


■「高潮警報」の内容と、発表時の対処方法

台風や低気圧等による異常な海面の上昇により、重大な災害が生じる可能性があると予想された際に発表されるのが「高潮警報」です。


「高潮」は津波と同じように、海面全体の水位が上昇する現象です。水位が想定以上に高くなると、防潮堤を乗り越えて大規模な浸水被害をもたらします。「波浪警報」の際は海岸に近づかなければ比較的安全ですが、「高潮警報」の際は避難が必要な場合もあります。


高潮が発生する理由は大きく2つあり、台風や低気圧が海面を吸い上げる場合と、強風や波浪(高波)が絶え間なく押し寄せることで、海面が上昇する場合に分けられます。台風や低気圧が接近している際に海の満潮時刻が重なった場合、特に被害が生じやすくなります。このような時は、海沿いに近づくのは絶対に避けてください。


なお、戦後の自然災害で、東日本大震災に次ぐ被害額をもたらした伊勢湾台風(阪神・淡路大震災を上回る被害額)では、高潮が被害の主要因となり、5,000名を超える死者・行方不明者を出しています。平成に入ってからも、台風で死者が出る際は高潮による浸水が原因になることが多いなど、高潮は津波と同じような警戒が必要です。


■「高潮特別警報」について

数十年に1度の強さの台風や温帯低気圧の影響で、甚大な被害の発生が予想される場合には、「高潮特別警報」が発表され、一段と強い警戒が求められます。


このような台風や低気圧の発生が予想される場合で、津波の浸水予想地域に居住している方々は、避難が不可能になる前に安全な場所(避難所など)へ移動するなどし、命を守るための対応を行うようにしてください。


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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