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バッテリーが上がったときの対処方法とは?

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2017.02.22 更新2017.09.15

ルームランプの消し忘れで、バッテリーが上がってしまいました! これから出かける予定があるのですが、自分で対処するにはどうしたらいいでしょうか?バッテリーが上がったときの対処方法について教えてください。

ほかの車のバッテリーを繫げて電気をもらいましょう!

車のバッテリーが上がってしまったときは、ジャンピングケーブルを使って、ほかの車とバッテリー同士を繋いでエンジンをかけるしか手はありません。


ジャンピングスタートとは?


車のバッテリーが上がった際の対処方法はジャンピングスタートと呼ばれます。これは、バッテリーが上がったときに、バッテリーが上がってしまった車とほかの車のバッテリーを繋いで一時的に電気をもらうことです。


バッテリー同士は極性(+か−か)を間違えないよう注意が必要です。まず、黒いケーブルをバッテリーのー(マイナス)端子に、赤いケーブルを+(プラス)端子に噛ませます。エンジンがかかっている車のエンジン回転数を2000回転くらいまで高めてから、動かなかった車のエンジンをかけましょう。エンジンがかかったら、赤いケーブルの端子からケーブルを外します。


具体的な接続方法


(1)通常ジャンピングケーブルは赤と黒の2本のコードがセットになっています。赤のケーブルをバッテリーの+(プラス)端子に、黒のケーブルをー(マイナス)端子に接続することが基本です。プラスとマイナスを間違えて接続すると電気がショートし危険ですので注意が必要です。


(2)バッテリーが上がった車の+(プラス)端子に赤のケーブルを接続します。


(3)次に救援する車の+(プラス)端子に反対側の赤のケーブルを接続します。このときケーブルを接続する前に救援する車のエンジンをかけてアイドリング状態にしておいてください。ケーブルを接続し終わったあとにエンジンをかけようとしても、バッテリーが上がった側のクルマに電力を消費されエンジンがかからない場合があります。


(4)救援する車のー(マイナス)端子に黒のケーブルを接続します。


(5)バッテリーが上がった車のー(マイナス)端子に黒のケーブルの反対側を接続します。このとき火花が飛ぶことがありますので注意してください。


(6)ケーブルの接続が完了したら、救援する車側のエンジン回転を2000回転ぐらいに保ちながらバッテリーが上がった車のエンジンを始動します。救援する車のエンジンの回転数を上げることで、発電量が増しバッテリーの上がった車のエンジンが始動しやすくなります。


(7)エンジンが始動したら、各ケーブルを接続したときと逆の順番で取り外していきます。そのときにケーブル同士あるいはケーブルと車のボディが接触しないよう気をつけてください。うっかりケーブルがボディに触れると電気がショートする危険がありますので注意が必要です。


電気をもらったあとの運転に注意


ほかの車から電気をもらいエンジンがかかった場合でも、しばらく車を走らせるか、エンジンを2000回転くらいで回して充電する必要があります。


バッテリーが古くないか、バッテリー液が少なくなっていないかを確認してください。一度上がってしまったバッテリーは老化が早くなるため、3〜5年ぐらい使っているバッテリーであれば交換するといいでしょう。


ほかの車を呼べない場合


ほかの車を呼べない場合やバッテリーケーブルがない場合は、ロードサービスを呼びます。自動車保険によっては、ロードサービスがついている場合もありますので、加入している自動車保険の補償内容を確認してみましょう。


事前にバッテリー位置の確認を


最近の車はバッテリーがトランクルームの床下か奥に格納されており、エンジンルームに非常用電源ソケットがありますからそれを利用します。バッテリーの搭載場所は車によって異なりますので、説明書を読んでバッテリーの位置を把握しておきましょう。


執筆者: モータージャーナリスト 清水和夫


編集部からのコメント


清水先生にもご紹介いただいたように、バッテリーが上がってしまったときにはほかの車を呼んでジャンピングスタートを行うか、ロードサービスを呼びます。


しかし、急にバッテリーが上がってしまっては困ってしまいますから、車を動かす前の注意点やバッテリーが上がりやすい状況を知って事前に対策をとりましょう。


ガス欠を起こしている車
車を運転する前に確認しておきたいのがガス欠。「そんな見落とししないよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、事前にガソリンのメーターを確認してくださいね。


1ヵ月以上動かしていない車
1ヵ月以上車を動かしていないと漏電してしまい、車が動かなくなってしまう場合があります。しばらく車を動かしていない場合は事前にバッテリーの確認、充電をしておくと安心です。


寒い冬
寒い冬は電気を放電しにくくなるため、バッテリーが上がりやすくなります。出かける直前よりも、早めにエンジンを回しておくようにしましょう。


急なバッテリー上がりを一人で対応するのは不安なもの。バッテリー上がりを起こしてしまったときには、ほかの車やロードサービスにすぐに連絡し快適なドライブをしたいですね。


モータージャーナリスト 清水和夫

環境問題という点から車とエコについて解説します。

国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして自動車の運動理論や安全性能を専門にしつつ、最近ではクルマ好きが考える安全と環境をライフテーマとして執筆しています。

【URL】 http://kaz-administration.blogspot.com/
【メディア】 「ディーゼルこそが、地球を救う」(ダイヤモンド社)、「車安全学のすすめ」(NHK出版) 、「モーターマガジン」「ENGINE」「GENROQ」などで連載中、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレターとしての出演も多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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