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車が雪にはまってしまった(スタック)時の対処方法とは?

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2011.07.25 更新2017.03.16

冬休みに雪山に出かけたところ、車が雪に完全にはまってしまいました。周りの雪をどかしても、タイヤが雪にはまってしまっています。スタックした時の上手な抜け方や、対処方法を教えてください。

助けを呼んで人海戦術で自動車を押すことが一番効果的。自力脱出するなら走行抵抗を減らしましょう。

雪国では時々自動車が動かなくなるケースが見られますが、スタッドレス・タイヤや滑り止めチェーンなど雪道を走るための装備を使えば、大きな問題にはならないと思います。それでも、たまに雪の吹きだまりにタイヤが埋まってしまうことも考えられます。特にスキー場の駐車場ではよくあることかもしれませんね。


それでは、もしタイヤが雪に埋まり、空転してしまったらどのように脱出すればよいでしょうか。あまりタイヤをスリップさせるとさらに深く掘ってしまい、ますます脱出は困難になります。


どうしても自分で脱出しなければならないなら、まず自動車から荷物を降ろして軽くします。駆動タイヤが後輪ならトランクの荷物を降ろしてください。フロント駆動の自動車でも同じです。次は駆動タイヤを確認します。移動する方向は下り坂などの抵抗がない方がよいのですが、片側しか移動できなければ、その方向にタイヤが楽に移動できる路を作ります。


自動車の床下にあるマフラーやサスペンションが雪のワダチと干渉しているのなら、スコップのようなもので雪を取り除きます。とにかく走行抵抗を減らすことを考えましょう。そして、ゆっくりと動かします。オートマチック車ならゆっくりとアクセルを踏んでいきます。タイヤがスリップしない程度にあわてずに、ゆっくりと操作してください。アクセルを踏みすぎて駆動タイヤが路面をひっかいてしまうとまず脱出できません。


また、タイヤが滑って空転してしまう場合のテクニックとして、バスタオルや毛布、またはダンボールを使って脱出する方法があります。バスタオルなどの大きな布やダンボールをタイヤの前に敷いて、車を押すことでタイヤが動く場合があります。しかし、あまり無理をしないように気をつけましょう。やり過ぎるとタイヤが路面をますます掘ってしまう可能性があります。


きちんと事前に天気予報を確認し、また冬季にはスタッドレス・タイヤやチェーンを用意することが何よりもスタックの予防策であるということを忘れないようにしましょう。


モータージャーナリスト 清水和夫

環境問題という点から車とエコについて解説します。

国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして自動車の運動理論や安全性能を専門にしつつ、最近ではクルマ好きが考える安全と環境をライフテーマとして執筆しています。

【URL】 http://kaz-administration.blogspot.com/
【メディア】 「ディーゼルこそが、地球を救う」(ダイヤモンド社)、「車安全学のすすめ」(NHK出版) 、「モーターマガジン」「ENGINE」「GENROQ」などで連載中、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレターとしての出演も多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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