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温泉や銭湯で湯あたりになった時の対処方法とは?

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2016.11.17

先日、家族で温泉旅行に行きました。温泉に入浴後、しばらくして急に気持ち悪くなり、せっかくの夕飯も食欲がなくあまり食べることができませんでした。母に、「たぶん、湯あたりね」と言われたのですが、湯あたりとはどういった症状を指すのでしょうか?また湯あたりになってしまった時の対処方法や、湯あたりにならないための入浴方法を教えてください。

温泉の泉質や、お湯の温度、入浴時間、入浴回数に気をつけましょう

温泉などで長い時間入浴していて、風呂上りにぐったりと疲れてしまったり、気分がすぐれないような状態に「湯あたり」という言葉を使うことが多いのですが、実はこれは「湯疲れ」のこと。


「湯あたり」とは、温泉療養(湯治)のため長期間、頻繁に温泉入浴する際に起きる症状のこと。その温泉が体に合わないために体調不良になる場合と、治癒の途中で一時体調不良となる好転反応の場合があり、そのどちらなのかはわかりにくいため、湯あたりになったら1日温泉入浴を控えて様子をみます。


温泉旅行など日帰り~1、2泊程度の期間に、長時間、または何度も繰り返し温泉入浴することで気分が悪くなったり、ぐったりと疲れてしまうのは「湯疲れ」です。こういった症状が起きるのには、反応に個人差もありますが、温泉の泉質や、お湯の温度、入浴時間、回数などが関係しています。一般的には高温のお湯に長時間、または何度も繰り返し入ると湯疲れしやすくなりますので、適度な休憩をとることに注意すると良いでしょう。


吐き気がするなど、もし湯疲れしてしまった時には、のぼせてしまった時の対処法と同じですが、まずは焦らずお湯から出て脱衣所で安静に。濡れた体を拭いて、できればしばらく横になるか座って様子を見ます。水分補給も忘れずに。悪寒を感じることがありますが、過度に体を温めてしまうと放熱を妨げ、回復が遅れることもあるのでご注意を。


執筆: 旅行ジャーナリスト 小暮祥子


●湯あたり、湯疲れの症状とは

旅行ジャーナリスト小暮さんの解説でもあったように 、温泉などお風呂に入ったあとに体調が悪くなることを、私たちは「湯あたり」と呼んでいますが、その症状の多くは実際には「湯疲れ」を指しているとのことでした。ここでは、湯あたり、湯疲れという言い方で説明をしていきます。


温泉や銭湯に行くと、ついつい気持ちよくてゆったりと長風呂になってしまいがちですよね。いくつも温泉がある温泉街に旅行に行った時には、温泉のはしご…も旅の楽しみの一つです。でも、何ごともやりすぎは注意。せっかくのリラックスタイムで体調を悪くしないように、上手に温泉を楽しみたいものですね。


まず、長風呂などによって起こる症状にはどのようなものがあるのでしょうか?

湯あたり、湯疲れになると、頭痛や吐き気、ぐったりとした疲労感のような症状が表れます。旅行中などに、何度も温泉に入りこのような症状が出た場合は、湯疲れの可能性が高いです。


●のぼせの症状との違い

温泉やお風呂に入ることで、のぼせてしまった場合は、動悸や悪寒、立っていられないほどの立ちくらみ、めまいを感じます。のぼせは、体が温まったことによる血圧の変動によって起こるといわれています。のぼせてしまった時の対処方法やのぼせの予防方法はこちら(温泉や銭湯でのぼせてしまった時の対処方法とは?)で紹介していますので、チェックしてみてください。


「温泉や銭湯でのぼせてしまった時の対処方法とは?」はこちら

http://japanda-ch.jp/trouble/sports/500284.html


●湯あたり、湯疲れ予防方法

湯あたり、湯疲れしないために注意しておくべきことを、具体的にご紹介します。


・いきなりお風呂に入らず、体をお湯に慣らしましょう

急にお風呂に入るのではなく、心臓に遠い足先などからシャワーやかけ湯をして体を徐々に温めるようにしましょう。ゆっくりと体の温度を上げていくことで、湯あたり・湯疲れを予防するといわれています。


・水分補給をしっかりと

友達や家族と温泉に入ると、ついついおしゃべりに夢中になって長風呂になってしまいがち。お風呂に入っている時は、体が温まっていると同時に、大量の汗もかいています。脱水症状が起きないように、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。


・熱いお風呂に長時間入らない

温泉や銭湯には、お湯の温度が高いお風呂もあります。熱いお風呂に長時間浸かると、湯あたり、湯疲れだけでなく、のぼせの原因にもなってしまいます。熱い温度のお風呂は、短時間入浴を心がけるようにしましょう。特に露天風呂では、外気温との関係で温度の感覚がわからなくなることも。こまめに上がって、休息をとるようにしましょう。
●湯あたり、湯疲れになってしまった時の治し方とは

では、実際に湯あたり、湯疲れになってしまった時には、どのように治せばいいのでしょうか?

旅行ジャーナリストの小暮さんの解説にもあるように、まずは体を拭いてラクな体勢になりましょう。服装もパジャマや浴衣など体を締めつけない服装を選びます。


また、気分がよくなったからといって、すぐにお風呂に入らず、当日は温泉やお風呂には入らない方が安全です。


●子どもや高齢者と同行する場合は、付き添いの方も体調管理に注意しましょう

子どもや高齢の方と温泉に入る時には、付き添いの方も体調管理をするようにしましょう。子どもは温度調整が未発達なため、大人と同じような温度調節ができず湯あたり、湯疲れしやすいともいわれています。体調が悪くなったり、様子がおかしい場合は、すぐに安静にさせるようにしましょう。


高齢の方も温度変化によって、血圧が変動し、心臓に負担を掛ける場合もあります。めまいや気分が悪くなることで、転倒してしまう危険性もあるので、一人ではなく付き添って、入浴時間などを調整しましょう。また持病がある人は、温泉への入浴が禁止されている場合もあるので、専門医に確認するようにしましょう。


子どもや高齢者と温泉に入る際の注意点については、以下よりご確認ください。


「子どもと温泉に入る際の注意点とは?」はこちら

http://japanda-ch.jp/trouble/sports/500288.html


「高齢者と温泉に入る際の注意点とは?」はこちら

http://japanda-ch.jp/trouble/sports/500289.html


●湯あたり、湯疲れに気をつけて、温泉を楽しみましょう

寒い時期はもちろん、一年を通して人気の温泉。今では気軽に温泉を楽しめる銭湯も増えてきました。日々の疲れを癒すのにお風呂は最適ですが、自分の体調を意識して、少しでも異変を感じたらすぐに休むようにしましょう。


自分は長風呂しても大丈夫!と思っていても、旅先では移動の疲れがでたり体調の変化もあるものです。せっかくの温泉、湯あたり、湯疲れに気をつけて楽しみましょう。


旅行ジャーナリスト 小暮祥子

安全で楽しい家族旅行・レジャーのお手伝いをします。

旅行ジャーナリストとして安心で楽しい家族旅行・子連れ旅行をご紹介しています。旅先では様々なトラブルに遭遇することがあります。事前の準備をしっかりして安全な旅行をお楽しみください。

【URL】 Travel with kids http://www.travelwithkids.jp/
【資格】 国内旅行業務取扱管理者、 厚生労働省認定 温泉入浴指導員・温泉ソムリエ
【メディア】 All About「家族旅行・子連れ旅行」「伊豆・熱海」、 こどもと一緒に旅しよう!(子連れ旅NEWS、コラム)など連載多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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