きゅうりの食べごろ、保存方法とは？

中身が白っぽくスカスカになってくるのは、収穫後きゅうり自らが生きていくために水分や養分を使ってしまうためです。一番美味しい時期は収穫後すぐ。買ってきたらすぐに召し上がってください。白くなっても食べることはできますし、身体に害もありませんが美味しさはどんどん減少していきます。

酢の物やタレと和える春雨サラダ等に使ってみたり、細かく刻んでそうめんのつゆに混ぜ薬味のように使ったり、山形のだしのようなイメージで冷奴等にのせるのもおすすめです。中華料理ではきゅうりを炒める料理も多くあります。油とからむことでスカスカとした食感がうすれ美味しく頂けますよ。きゅうりは味がタンパクなので豚キムチ炒めや韓国風に味付けするのもおすすめです。

■美味しいきゅうりの選び方

・トゲが痛いくらい鋭い

・太さが一定で濃い緑色

・ヘタの切り口が新鮮

■きゅうりの上手な保存法

・ポリ袋に入れる

・10度～15度の野菜室に立てて保存

・切り口に花がついている場合はとる

たまに見かけるお尻部分がふくらんでいるきゅうりは水分が下にたまってしまっています。種も下に多くなりスカスカになりやすく味がおちているので選ぶときに気をつけて見てみて下さい。

栄養面ではカリウムが豊富です。カリウムは体内の余分な塩分を排出しむくみやだるさの解消に役立ちます。

そしてひとつ気を付けて欲しい成分がアスコルビナーゼというビタミンＣを壊してしまう酵素です。せっかくビタミンＣたっぷりの食材と一緒にサラダを作ってもこの成分が働いてしまうと台無し。アスコルビナーゼの働きを抑えるにはお酢が役立ちます。酢の物やピクルス、サラダには酢っぱいドレッシングやマヨネーズをかけてください。