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脱輪した時の対処方法とは?

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2011.07.25 更新2017.03.16

先日、運転を誤って側溝への脱輪をしてしまった友人がいました。私はまだ経験がないのですが、タイヤが脱輪した時の対処方法を教えてください。

あまり無理はせずに、ロードサービスを呼び対処しましょう。

もしタイヤが側溝などの溝に落ちたら、ほとんどのケースでは自力で脱出することはできないでしょう。その場合はロードサービスを呼び、対処しましょう。また、自動車保険によっては、ロードサービスが付いている場合もありますので、加入している自動車保険の補償内容を確認してみましょう。具体的な対処方法ですが、大切なことは冷静になって行動することです。まず、後続車に緊急停止している自動車の存在を知らせるために、自車の後方50mくらいのところに三角表示板を置きましょう。もし、見通しが悪い場所なら、後続車が安全確認できる場所に置きます。もし、雨や霧が酷い場合は発煙筒を焚くのもいいでしょう。発煙筒は「けむりを発する装置」なので濡れても消えることはなく雨でも使えます。



もし、どうしても自力で脱出しなければならない事態ならば、まず状況を冷静に判断します。考え方としては落ちたタイヤの下に大きな石や板を置くことで車体が水平になれば、自力で脱出できる可能性があります。そこで次ぎの一手はジャッキを使って落ちた側の車体を持ち上げます。タイヤと側溝の間に空間ができたら、タイヤを下支えできるモノを置きます。なるべく水平になるまで持ちあげます。そして、落ちた方向とは逆側にゆっくりと脱出を試みてはどうでしょうか。もし、タイヤがうまく側溝から出られない時はあまり無理しないほうがいいでしょう。



最近の自動車は低速だとゆっくりとタイヤを駆動できるトランスミッションが少ないので、どうしてもアクセルを踏みすぎてしまいます。コツとしてはミリ単位でアクセルを踏み込むとよいでしょう。側溝が深いとサスペンションなど自動車の大切な部品が壊れる可能性があるので、自力脱出はベテランドライバー以外にはお勧めできません。

モータージャーナリスト 清水和夫

環境問題という点から車とエコについて解説します。

国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして自動車の運動理論や安全性能を専門にしつつ、最近ではクルマ好きが考える安全と環境をライフテーマとして執筆しています。

【URL】 http://kaz-administration.blogspot.com/
【メディア】 「ディーゼルこそが、地球を救う」(ダイヤモンド社)、「車安全学のすすめ」(NHK出版) 、「モーターマガジン」「ENGINE」「GENROQ」などで連載中、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレターとしての出演も多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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