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トラブル解決術

雪道でのチェーンの装着方法とは?

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2011.06.21 更新2017.03.16

自動車で走行中に、雪が降ってきました! チェーン規制のサインも出ていますが、チェーンを取り付けたことがありません。安全なチェーンの付け方を教えてください。

チェーン装着は思っている以上に難しいです。日ごろから練習をしておきましょう。

チェーンを装着した経験がない人が道路上で、しかも雪が降る条件で作業することは難しいと考えてください。よほどクルマのメカニズムに精通し、器用な男性でないと難しいでしょう。また、チェーンをつけるために苦労していることで渋滞の原因となったり、後続車から追突される危険性が高いので道路上での作業はやめましょう。ではどうするのか?安全な場所(道路上に駐車してはいけません。渋滞の原因となりますから)を探して停車し、携帯電話などでロードサービスを呼びましょう。日頃から任意保険などでロードサービスが受けられるプログラムもありますので確認しておきます。



今回は、事前にチェーンを取り付ける方法をご紹介します。できれば、日頃から練習しておくといいでしょう。



■具体的なチェーンの取り付け方法は



①チェーンにはサイズがあります。車のタイヤサイズに合ったチェーンが必要になりますので、車を代替した場合などは注意が必要です。チェーンは駆動輪に装着します。FF車の場合にはフロントタイヤ、FR車の場合にはリヤタイヤに装着します。四輪駆動車の場合には四輪駆動のシステムによって前後装着するタイヤが異なりますので予め取扱説明書を確認して下さい。また、チェーンには金属製、ゴム製など種類がありますが、ここでは梯子型金属製チェーンの取り付け方を説明します。



②まずチェーンを広げます。チェーンには裏表がありますので、縦と横のチェーンを接続している箇所のコマが折り返されている方を地面に接地するようにします。折り返しがタイヤ側になるとパンクの原因になりますので注意が必要です。またチェーンには内側外側もあります。一般的にはタイヤの外側にくるチェーンのジョイントにS字型のフックが、内側のジョイントフックには簡単なフックが使われています。



③クルマの前にチェーンをタイヤの幅に合わせてきれいに広げまっすぐに伸ばします。クルマに乗って広げたチェーンの上にタイヤが乗るようにクルマを移動させます。



④チェーンの両端を内側、外側の順番でジョイントフックを留めます。この時に全体が均一に張られるようできるだけチェーンを引っ張りながらフックを留めるようにします。またフックの種類によって留め方にさまざまな方法がありますので、必ずチェーン添付の説明書を確認して下さい。



⑤チェーンの内側、外側ともジョイントフックが留まったらチェーンに付属するたるみ防止用のバンドをかけます。チェーンのたるみがないように均一に引っ張りながらバンドをかけます。



⑥余ったチェーンを付属パーツや針金を使ってチェーンに縛っておきます。余したままにしておくと、タイヤハウスやボディーを傷つけてしまう恐れがあります。



⑦以上で完了ですが、走り出してしばらくしてからチェーンの張りを再確認するとより安心して走れます。

モータージャーナリスト 清水和夫

環境問題という点から車とエコについて解説します。

国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして自動車の運動理論や安全性能を専門にしつつ、最近ではクルマ好きが考える安全と環境をライフテーマとして執筆しています。

【URL】 http://kaz-administration.blogspot.com/
【メディア】 「ディーゼルこそが、地球を救う」(ダイヤモンド社)、「車安全学のすすめ」(NHK出版) 、「モーターマガジン」「ENGINE」「GENROQ」などで連載中、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレターとしての出演も多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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