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トラブル解決術

骨折した時の対処方法とは?

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2011.06.21 更新2017.03.16

子どもが木登りをして遊んでいる時に、誤って転落してしまいました! あまり高さはなかったのですが、変に手をついてしまい、もしかしたら骨折しているかもしれません。すぐに病院に連れていったのですが、正しい骨折時の応急処置はどうしたらよかったのでしょうか?教えてください。

骨の変形を治そうとしてはいけません。

骨折(捻挫、脱臼、打撲、突指、肉離れなど)の応急処置には「RICE処置」を覚えておくと安心です。ケガの直後に「RICE処置」を行うと回復も早くなります。


■RICE処置とは


【 R(Rest / 安静) 】

変な方向に折れ曲がっていても、変形を直そうとはせず、患部を動かさないようにする。


【 I(Ice / 冷却) 】

腫れたり熱を持っている場合は患部を冷やす。


【 C(Compression / 圧迫) 】

痛みの少ない位置で固定して首から三角巾などで吊す。


手首、腕、足首、脚なら、段ボールや雑誌を添え木に巻いて固定すると安定します。


指の場合は割り箸や厚紙などでも添え木として使えます。


【 E(Elevation / 上げる) 】

患部を心臓よりも高く上げることで、痛みと腫れ、充血を防せぐ。


■注意点


1. 顔色や指先の血色にも注意を払いながら、すぐに病院へ連れていきましょう。


2.大腿、骨盤の骨折は、体内で出血している場合もあるので、できるだけ動かさないように安静にして、急いで救急車を呼びましょう。


容体が安定しているなら、他にも怪我はないか全身調べましょう。深呼吸をさせ胸などに痛みがないか本人に確認します。首に痛みがある場合は出来るだけ動かさないようにして、すぐに病院へつれていきます。手で髪の毛の中や頭全体を触れ、出血、腫れ、痛み、陥没が無いか調べます。見落としがちな腹部もそっと抑え、痛みやしこりなど無いか、骨盤は左右から軽く押して痛みがないか、指を握らせ痛み無く握れるか等も確認しましょう。耳や鼻から血液または透明な液体がでた形跡がないかも注意深く観察します。


■応急手当の目的


今回は、誰でも簡単に身につけられる応急手当をご紹介いたしました。応急手当(ファーストエイド)とは、怪我や急病のときそれ以上「悪化させない」ように「苦痛を軽減」して、なるべく早く医師の手当てを受けさせることを目的としています。


ファーストエイド・インストラクター 鹿口恵子

突然のケガなどに、誰でもできる応急処置をご案内します。

突然のケガや急病の時に、「それ以上悪化させない」、また「苦痛を軽減」するために応急処置をご紹介していきます。日ごろから応急処置の方法を知っておくことで、突然の事故でも正しい対応が可能になります。

【資格】 財団法人日本交通安全普及協会チャイルドシート認定指導員。 東京都消防庁認定 応急手当普及員。 モータースポーツ・ライフセービング機構「ドライバー&子供の応急手当」インストラクター。 NPOキッズデザイン協議会会員。日本交通医学工学研究会会員。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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