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雨天時の自転車に乗る方法とは?

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2012.06.04 更新2017.03.16

先日、雨の日に傘をさして自転車に乗っている人とすれ違い、傘が当たりそうでとても危険に感じました。私の場合、雨の日は自転車に乗らないようにしているのですが、雨天時に自転車に乗る場合は、どのように乗れば安全なのでしょうか?

傘さし運転はルール違反です

自転車は天候に影響を受けやすい乗り物なので雨や風の強い日に快適に乗ることは難しいのですが、やむを得ず雨の日に乗らなければならない場合は雨具(カッパなど)を着て乗りましょう。実は傘さし運転がルール違反だと知っている人は少数派ですが、傘さし運転がダメな理由を以下に挙げます。


(1)質問にもある通り傘には突起物があります。これを手に持っても固定したとしても、スピードを出して走った場合には他人にケガをさせる危険があります。


(2)手に持った場合は片手運転になりますから、急停止する場合に片方のブレーキだけに頼ることになり、バランスを崩しやすく危険です。これは道路交通法(以下道交法)第七十条にある「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。という安全運転義務違反になります。


(3)固定器具で傘を保持した場合は両手でブレーキをかけられますが、風が吹いた場合には煽られやすく、不透明な傘であれば視界不良になります。突起物の問題もあり、やはり安全運転義務違反になります。


(4)そもそも歩道通行が認められているのは幅60cm以内の「普通自転車」だけです。それ以上の幅のものは単なる「自転車」に分類され歩道通行が認められていません。傘を広げると直径が1mを超えますので、歩道通行は認められない「自転車」の扱いになってしまいますから、歩道では傘をさして自転車に乗ることが出来ないのです。


(5)傘さし運転の禁止は道交法では第七十条の安全運転義務が根拠となりますが、各都道府県の条例で明文化されています。東京都の場合は道路交通規則の中で禁止されており、違反者には5万円以下の罰金が科せられます。


自転車ツーキニスト 内海潤

交通ルールをしっかり守って、安全で楽しい自転車ライフを。

自転車はエコで健康的な乗り物です。手軽な反面、そのルールがあまり知られていないという事実もあります。正しい交通ルールを知って、安全な健康的な自転車ライフを送りましょう。

【URL】 TOKYOツーキニスト http://tokyo-tookinist.com/
【経歴】 NPO法人 自転車活用推進研究会 理事、 練馬区自転車駐車対策協議会 委員
【メディア】 TBS「はなまるマーケット」、フジテレビ「スーパーニュース」、 テレビ朝日「ワイド!スクランブル」などテレビ出演多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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