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トラブル解決術

子どもの防犯対策。子どもの帰りが遅い時の対処方法とは?

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2013.01.17 更新2017.07.26

先日、友人の小学生になる子どもが門限を過ぎて20時になっても帰ってこないことがあったそうです。友人は何かトラブルに巻き込まれたのではないかと、公園や学校を探しまわったそうです。子ども用の携帯電話は持たせておらず、連絡も取ることができなかったため、警察に相談するか悩んでいたところで、ようやく帰ってきたそうです。自転車で遠くまで遊びに行ってしまい、道に迷ってしまったということでした。 このように、子どもの居場所が分からなくなってしまった場合や、帰りが極端に遅くなってしまった時にはどのように対応すればいいのでしょうか?また、子どもを犯罪から守るための予防策がありましたら教えてください。

子どもの行動先を普段から把握し、状況の確認ができるようにしましょう

■子どもの帰りが遅い時は?

携帯電話などの連絡手段を持っていない子どもが、予定時間を過ぎても帰宅せず、居場所も連絡先も分からないという場合はどうすればよいでしょうか?まずは、子どもの行動範囲全てに対して、電話などで状況の確認をすることから始めます。


・普段一緒に遊ぶ友達の家

・クラスやクラブが同じ友達の家

・集団登下校の引率者や同じグループ児童の家

・学校や担任の先生の連絡先

・塾や習い事の教室など

・子どもがよく立ち寄る施設や店舗など


このような連絡先は普段からリストにしておき、電話番号を控えておくようにしましょう。全ての心当たりに尋ねても行方が分からなければ、その段階で警察に相談をします。


■警察に相談するタイミングは?

子どもの生活環境によって、警察に相談するタイミングは異なります。遅く帰宅することが珍しい子どもであれば早い段階での相談になりますし、帰宅が遅くなることが度々ある子どもであれば、心当たりへの確認を完全に済ませてからの相談になるはずです。


警察に相談をしても、すぐに大規模な捜索が始まるわけではありませんから、まずは心当たり全てに連絡をしてから、相談するようにしましょう。ただ、本当に心配な場合はためらわずに警察へ連絡してください。結果として連絡が誤りであっても、後で謝罪をすればよいのです。


警察に相談をする際には、近所に交番や警察署があれば直接出向いても構いませんが、緊急を要する場合には110番通報をしてください。その後、警察の指示を仰ぎながら子どもを探すことになります。


■子どもの安全を守るために普段からできることは?

子どもが外出する際には、「誰と・どこで・何をして・何時頃帰ってくるか」を必ず聞くようにしましょう。また、万が一子どもを捜索する際に必要となる、服装や持ち物などの特徴も、外出前に把握するようにしましょう。


また、今日どんなことをして遊んだのか、なにかヒヤッとしたことがなかったなど、毎日の会話の中で、子どもが体験したことを聞き出しましょう。それが危ない行為である場合には回避方法を教えるなど、日常生活の中で子どもの危機管理能力を高めていくように、親子のコミュニケーションを促進できるとよいです。


なお、学習塾やお稽古の教室に通っていたり、両親が共働きで子どもが1人になるケースが多い家庭の場合は、「子ども向け携帯電話」を持たせておいたり、警備会社の位置情報サービスに加入しておくと安心です。


「子どもの通学時に気を付けることとは?」はこちら

http://japanda-ch.jp/trouble/life/500248.html


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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