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契約社員・準社員のボーナスとは?

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2016.04.14

今度契約社員として働き始めることになりましたが、以前友人から契約社員でもボーナスの支給がある場合があると聞いたことがあります。契約社員や準社員のボーナス支給について教えてください。

契約社員や準社員のボーナスはもらえても少額な場合が多いです。

ボーナスはもともと法律で定められた賃金ではなく、雇用契約書や就業規定にボーナス支払いの規定があるときだけ会社側に支払いの義務が生じます。そのため正社員、契約社員に関わらず、必ずもらえるものではありません。


■そもそも契約社員や準社員て何ですか?

契約社員や準社員という言葉も、法律上定められた用語ではありません。契約社員や準社員などは会社が自由に使用する言葉です。

会社によってその中身は違いますが、準社員は働く時間や仕事の内容は正社員とほぼ同じでありながら、正社員よりは多少責任が少ない、昇進などはあまり関係ないという場合が多いようです。

また契約社員は半年、1年といった短期間の雇用契約を特別の理由がない限り双方の意思により更新していきます。


準社員も契約社員も結果的に長期間働き続け、正社員とほぼ同じ内容の仕事をしている場合が多いため、「同一労働同一賃金」の原則から言えば、ボーナスが支給されてもよさそうです。

しかし、残念ながら、雇用契約書や就業規則で契約社員や準社員のボーナスが定められていなければ、支給されない場合も多いのです。また、規定があったとしても正社員に比べると少額で、数万円ということも。

契約社員や準社員は入社するときの雇用契約の条件がすべてです。入社時にボーナスについての規定もしっかり確認しておきましょう。


■正社員と正社員以外のボーナス額の差は?

実際には正社員と正社員以外のボーナスの差はどれくらいあるのでしょう?


平成26年賃金構造基本統計調査の統計(※)から企業規模10人以上の「賞与その他特別給与額」の数字を見てみました。大卒・大学院卒の正社員の平均額は年間141万円ほどです。正社員以外では約29万円なのでその差は歴然です。

1000人以上の企業では正社員は約184万円、正社員以外では約31万円とさらに差が開きます。


また、正社員のボーナスは従業員10人以上の企業で20代前半は30万円ほどであるものの、年齢とともに上がり、50代前半では約206万円となります。1000人以上の企業であれば265万円にもなります。

これに対して正社員以外は従業員10人以上の企業で20代前半は7.4万円、1000人以上の企業で約7.8万円、50代前半では従業員10人以上でも1000人以上でも27万円ほどです。


契約社員や準社員では単純にボーナスが低いだけでなく、大企業・中小企業に関わらず年齢が上がっても額は上がらず、50代前半の正社員以外の賞与は、20代前半の正社員の賞与にもかないません。


また勤続年数が10年、20年となっても正社員以外のボーナスの平均額はずっと30万円前後です。


統計を見ても正社員と正社員以外のボーナスの差は歴然です。毎月の手取り額が変わらないからと安易に考えるのではなく、ボーナスや昇給も含めてしっかりと契約の内容や就業規則を確認するようにしましょう。


出典:「平成26年賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001054148&cycode=0

(平成27年11月5日に確認)


ファイナンシャルプランナー 有田 美津子

暮らしや子育てにかかわるお金の疑問を分かりやすく解説します。

人生の一大イベントである住宅購入や子育てに関わるお金の知識はなかなか理解しにくいものですね。でもご安心ください。わかりにくい暮らしに関わるお金の疑問やお悩みを、2人の子供の子育てに奮闘しつつ、2回の住宅購入を経験してきた私自身の生活体験をもとに、わかりやすく解説いたします。

【URL】 http://www.fparita.com/
【経歴】 大学卒業後、地方銀行にて企業・個人向け融資を担当。結婚・出産を契機に7年間専業主婦として子育てに奮闘。その間にマンション購入、一戸建てへの買い替えを経験する。その後大手住宅販売会社、大手損保会社、メガバンクの住宅ローン窓口勤務を経たのち、FPの資格を取得して独立。子育て世代&シニア世代を応援する執筆やセミナーを積極的に行っている。
【著書】 「トクする住宅ローンはこう借りる」(自由国民社)、Webコラム「保険ジャーナル」、「ItMama」など執筆・監修多数

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