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トラブル解決術

ヨーロッパでの両替方法とは?

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2012.06.12 更新2017.03.16

先日、母がヨーロッパ旅行をした際に、イギリスの通貨をユーロと勘違いして両替をしてしまい、旅行中バタバタしてしまったそうです。その時はツアーガイドの方が、ユーロからポンドへ両替をしてくれたので、そのまま旅を続けることができたそうです。 私も今年の夏、ヨーロッパ周遊旅行を考えているのですが、円からポンドへの両替はどこで行うのがベストなのでしょうか?

最低限必要なお金は日本国内でポンドに替えて行くようにしましょう。

イギリスの通貨はポンド。ヨーロッパには、イギリス・ポンドやスイスのスイスフランのように、欧州単一通貨ユーロを導入しない国もあるので、両替には注意しなくてはなりません。


日本円からポンドへの両替は、日本国内で行ってから出国するようにします。イギリス・ポンドは、外国為替を取り扱う日本国内の銀行、信用金庫の両替窓口、空港や市中の両替商等が取り扱っており、イギリスで両替するよりも交換レートがよいのが一般的です。ただしポンドは、米ドルやユーロよりも流通量が少ないため取り扱う店舗が限られるほか、両替手数料が高めで、かつ手数料率は銀行、両替商などによってまちまちです。そこで、現地で最低限必要とされる現金(具体的にはバスやタクシー代、ランチなどの軽食代、飲み物代など)を用意することを目的に両替して、それ以外の支払い(土産品などのお買い物やホテル代)はクレジットカードを利用するようにするとよいでしょう。一日いくらと、だいたいの小遣い額を定め、滞在日数分を両替すると計画的です。


またイギリス以外の国、ユーロ圏の国にも訪問するコースの場合は、ポンド(現金)は使い切れる額を、そしてユーロは多めに用意しておくとよいでしょう。イギリス国内でも、一部のお店で1ユーロコインやユーロ紙幣を利用することができます。ただし交換レートは、ポンドに比べるとよくありません。最初からユーロを用意せず、ユーロはあくまでもお守りとして持っておくようにします。


現地では、できるだけ大金を持ち歩かず、その日、必要な分の現金をお財布やポケットに入れて、あとはクレジットカードを利用するようにします。特に混雑する会場などへは、お財布も小銭入れのようなものを用意して、バッグではなく内ポケットなどに、身につけておくと安心です。


使わない現金をホテルに置いて行くときには、かならずセキュリティボックスを利用するようにします。たとえ鍵付きであろうと、スーツケースのなかに現金を入れるのはNGです。余ったポンドを、日本円に再両替しようとすると、再び両替手数料がかかるので不経済です。しかも紙幣しか再両替はできません。ですから残ったコインは現地で使い切ることです。


観光ジャーナリスト 千葉千枝子

日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。

旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。

【URL】 http://www.longstaystyle.com/
【経歴】 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。
【著書】 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。

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