produced by 損保ジャパン日本興亜

検索から探す

トラブル解決術

  • SONPOホールディングス損保ジャパン日本興亜

飛行機で起こる圧力差の解消、耳抜きの方法とは?

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

2016.12.20

私は耳抜きが苦手で、飛行機などに乗るときは耳が痛くなってくることがあります。水を飲んだりいろいろ試すのですが、耳が痛くなくなるまで結構時間がかかってしまいます。飛行機などに乗るときに上手に耳抜きする方法はあるのでしょうか?また、子どもや乳幼児の耳抜き方法がありましたら、ぜひ教えてください。

飴(あめ)をなめる、飲み物を飲むなどの耳抜き方法があります。

飛行機が上昇、下降するときの気圧調整のことを、一般に「耳抜き」と呼びます。個人差がありますが、アレルギー性鼻炎など鼻の持病がある人は、なかなか耳抜きがしにくいと言われています。


耳抜きには飴(あめ)が効果的


耳抜きに効果があるのが飴(あめ)です。飴(あめ)をなめることで、耳管と呼ばれる細い管が広がりやすくなるからです。飛行機への搭乗時に飛行機内前方で無料の飴(あめ)を用意しているのは、そうした理由もあるのです。


飛行機への搭乗時には、バスケットの中の飴(あめ)を1つ2つ貰っておくとよいでしょう。そのほかにも、あくびをする・唾を飲み込むと耳抜きしやすくなります。


耳抜きの正しい方法とは?


耳抜きの正しい方法は、まず鼻をかんで、鼻のとおりをよくします。次いで鼻をつまみ、息を軽く吸い込みましょう。口は閉じ、吸った息を耳の方へと送り込むようにします。最後に唾を飲み込みます。


耳の痛みがひどい人は、飛行機を利用するときはあらかじめ点鼻薬を用意しておくとよいでしょう。噴霧式のものは、空港内の薬局・売店でも売られています。アレルギー性鼻炎の市販薬でも耳抜きへの効果を発揮します。飛行機への搭乗前・飛行機が下降体勢に入る前に、用法用量を守って使用するようにします。


気圧の変化で頭痛になるケースも


飛行機に搭乗した際の気圧の変化により、頭痛や頬を中心とした顔面痛に悩まされるケースもあります。症状がひどいようでしたら、飛行機を利用するときは市販の痛み止め(鎮痛剤)を持っていると安心です。飛行機内にも用意していることがあるので、搭乗した際、客室乗務員に声をかけましょう。


乳幼児が耳の痛みを感じた場合の対応方法とは


耳鼻の発達が未熟な乳幼児は、気圧の急激な変化で耳が痛くなるため、大泣きするケースも珍しくありません。
けっして空の旅を怖がっているわけではなく、耳管がふさがり、耳に痛みを感じているのです。


耳に痛みを感じている場合は、ミルクやジュースを飲ませることで耳の痛みが緩和されます。飛行機が上昇体勢や、下降体勢に入る前にミルクやジュースを用意して飲ませるようにすると効果があります。


また、飛行機の上昇時に大声で泣かれても慌てず、水平飛行になるまであやしてあげるようにしましょう。泣き疲れて眠ることもしばしばです。


執筆者: 観光ジャーナリスト 千葉千枝子


編集部からのコメント


観光ジャーナリストの千葉先生の解説にもあるように、飛行機搭乗中の気圧差は、飛行機が上昇体勢や下降体勢に入ると起こりやすくなります。そのため、耳が痛くなってからではなく、飛行機が上昇体勢や下降体勢に入り、耳に違和感を覚えたタイミングで耳抜きをすると、気圧差を緩和できる場合があります。


耳抜きが苦手な人は、アルコールを控えめに
アルコールを飲みすぎると、耳抜きがしづらくなるとも言われています。耳抜きが苦手な人は、機内でのお酒はもちろん、出発の前日も飲みすぎないように気をつけましょう。


耳の痛みだけでなく、頭痛が起こる人も
飛行中に耳だけでなく、頭が痛くなった経験はありませんか?
頭痛の場合も、耳の痛みと同じように気圧の変動によって引き起こされることがあるようです。頭痛の場合も耳抜きをすることで、痛みが緩和されることがあるので、飲み物を飲むなどして対応してみてください。


耳抜きの方法をマスターして、機内でも快適に過ごせるようにしたいですね!


観光ジャーナリスト 千葉千枝子

日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。

旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。

【URL】 http://www.longstaystyle.com/
【経歴】 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。
【著書】 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

この記事に関連するタグ

検索から探す