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海外で携帯電話を利用する方法とは?

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夏休みにオーストラリアに10日間の旅行に行く計画をたてています。滞在期間も長いので、連絡手段として日本から携帯電話を持参し、現地でも使用したいと考えています。海外で携帯電話を利用するにはどんな方法があるのでしょうか?

日本で使い慣れた携帯電話。海外対応携帯かどうかを確認して。

海外旅行先でレンタルできるレンタル携帯は、使い方を覚えて慣れるまでにひと苦労で、慣れたところで、もう帰国ということが多いはず。確かにレンタル携帯はローカルでの通話料は安いのですが、借りるためにパスポートを提示して保証金にクレジットカードを使用するなど、手続きも面倒です。そこで10日間ほどの旅行であれば、日本から使い慣れた携帯電話を持参する人が増えています。


まず旅行前に、自分が普段使用している携帯電話が海外対応携帯かどうかを確認します。対応機種であっても、契約内容によってはサービスを受けられない場合があるので、契約店や携帯電話会社のホームページ上などで、現在の契約内容を確認し、海外でもサービスが受けられるように設定しておきましょう。

ちなみに海外対応携帯を利用した場合、現地での通話料や通信料は、日本国内で使用するより高くつきます。日本から持参した携帯電話を、まるで日本にいたときと同じように利用していると、あっという間に課金され、高くつきます。なぜなら、いったん日本の基地局を経由して通話がなされる国際ローミング通話になるからで、ローカル通話とは通話料が大きく異なります。メールの場合も同様で、添付にバイト数の高い画像などが含まれると一気に料金が高くなり、帰国後、請求書をみてビックリすることがあります。無用な通信や画像の添付は、控えるようにしましょう。


そこでパケット通話で定額の、お得なサービスを事前契約する人もいます。海外旅行や海外出張が多い人には、定額で使い放題なのでおすすめです。事前に日本で契約をしてから出かけるようにしましょう。これら海外対応携帯は、現地に到着するや否や、自動的に海外提携会社のネットワークを探し出してくれます。しかし、その会社が必ずしもお得なサービスの対象会社とは限りません。事前に、どの通信会社が提携先なのか、旅行前に調べておくと便利です。そしてネットワークについては、自動ではなく手動に切り替え、提携会社を自分で選ぶのが安心です。そのためにも、取扱説明書を一読してから出かけると、慌てずにすみます。

日本から持参する海外対応携帯は、プラグさえあえば、変圧器なしに充電が可能です。旅行先のプラグ形状を事前に確認して、その国にあったプラグを持参することも忘れずに。充電のためのコンセントが、同室の人と取り合いになることもあります。たこ足プラグを一つ用意すると便利でしょう。

ちなみに海外では、電話やメールを受け取る(着信)だけでもお金がかかります。海外にいるとは知らず、日本時間で電話をかけてくる人もいて旅の気分が半減するうえ、課金されるのは本意でないかもしれません。そうはいっても、海外対応携帯は万一のときにも役立ちます。日本語でメールが打てるのは、現地でのレンタル携帯では不可能。お守りがわりに持つ人が多いのも頷けますね。


観光ジャーナリスト 千葉千枝子

筆者の写真

日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。

旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。

【URL】 http://www.longstaystyle.com/
【経歴】 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。
【著書】 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。

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