トラブル解決術

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海外旅行中に病気になった場合の対処方法とは?

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もし、海外旅行中に熱が出たり、病気になった時はどのように対処すればいいのでしょうか?

海外旅行の際は市販の風邪薬を忘れずに!

気温の変化や疲れから、旅先で体調を崩す人をよく見かけます。必ず日本から、市販の風邪薬や解熱鎮痛剤、常備薬などを持参して、万一に備えましょう。うがい薬や体温計、冷却シート等も持っていると役立ちます。それでも具合が悪いときは、ホテルのフロントなどに尋ねて、最寄りの病院を紹介してもらうようにします。


海外での医療費は高額です。例えばハワイで風邪をひいて医者にかかったなら、1万円程度は軽くかかると心得ておきましょう。盲腸の手術においては公立病院でも100万円を超します。また、ほとんどの国や地域で救急車は有料かつ距離に応じて加算されるしくみです。国際病院はクレジットカードが使用できるのが一般的ですが、カードや現金の手持ちがなかった場合は診療を拒否されることも。


こうした高額な医療費や救援費用をカバーしてくれるのが、海外旅行保険です。24時間日本語で電話に応じてくれるほか、キャッシュレスで受診可能な提携病院を案内してくれる場合もあるため、精神的にも経済的にも安心です。


観光ジャーナリスト 千葉千枝子

筆者の写真

日本の明日を担うインダストリーとしての観光を応援しています。

旅をテーマにさまざまな角度から魅力やノウハウをお届けしています。旅は人生をより豊かにしてくれるツールです。古今東西、老若男女のエネルギーの行く先を、私、千葉千枝子が自信をもってナビゲートします。

【URL】 http://www.longstaystyle.com/
【経歴】 淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。
【著書】 「JTB旅をみがく現場力」(東洋経済新報社)、「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)など多数。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。