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トラブル解決術

気温35度以上の猛暑日(「高温注意情報」発表時)の子どもや高齢者の注意点とは?

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2013.08.22 更新2017.07.26

先日、テレビを見ていると「高温注意情報」が発表されていました。「高温注意情報」とはどういった状態で発表されるのでしょうか?我が家は小さな子どもと祖父母と一緒に暮らしています。「高温注意情報」が発表された場合、乳幼児や高齢者の対処方法として注意するべき点を教えてください。

子どもや高齢者は熱中症にかかりやすいため、温度管理をまめにしましょう。

「高温注意情報」は熱中症への注意を呼びかけるための発表です。当日または翌日の最高気温が、おおむね35℃以上になることが予想される際に、気象庁から都道府県単位で発表されます。


成人と比較して、子どもや高齢者は暑さを感じづらかったり、体温調整に時間がかかったりと、熱中症にかかりやすい状態にあります。連日猛暑が続く場合、特に「高温注意情報」が発表された際には、エアコンや扇風機を使って室温と湿度を下げるようにしましょう。


■「高温注意情報」発表時における子どもへの対処方法

子どもは汗をかく機能をはじめとした、体温調整機能がまだ十分に発達していないため、熱中症にかかりやすくなります。熱中症の危険性は年齢が下がるほど上昇し、乳幼児は冬場でも電気毛布や電気カーペットで熱中症を引き起こす場合があるので注意が必要です。


●子どもの熱中症を予防するポイント

【室温】…室温をチェックして温度が上がりすぎないようにする。車に乗車中も同様、車中に放置することのないように十分注意する。


【服装】…「高温注意情報」が発表されている日は、涼しい服装にする。また日中は状況に応じて服を脱がせるなど注意を払う。


【観察】…遊びの最中は子どもをよく観察し、顔色や汗の量がおかしいと感じる場合は、すぐに涼しい場所で休憩をさせる。


【水分】…のどが渇いたと子どもが言う前に、まめに水分補給をさせる。汗をたくさんかいている場合は、水やお茶ではなくスポーツドリンクなどを飲ませる。


日差しが強い日に屋外を歩く場合、アスファルトの道路は地面に近づくほど気温が高くなります。大人よりも身長が低い子どもは、大人以上に高温にさらされている状態になりますので、大人が暑いと感じる状況においては、特に注意が必要です。


■「高温注意情報」発表時における高齢者への対処方法

高齢者は、皮膚の感覚がにぶくなるため暑さを感じづらくなります。また皮膚の血液量や汗の量が少なくなるため、体温を下げるための機能が低下します。そのため、若年者と比較して熱中症にかかりやすい状況にあるので、注意が必要になります。


●高齢者の熱中症を予防するポイント

【室温】…高齢者は暑さを感じづらいため、部屋に温度計を設置し、暑さを感じていなくても室温が高くなるようならエアコンや扇風機を使う。


【水分】…高齢者はのどの渇きを感じづらく、普段から体内の水分が少なくなる。そのため、汗を大量にかくと脱水症状になりやすいので、のどが渇いていなくてもまめに水分を補給する。


【生活】…日常的に運動している高齢者は、若年者と同程度の体温調整機能を維持できる。熱中症を予防するために、日頃から適度な運動を行い、高温への耐性を身につけることも重要。


「熱中症とは?熱中症になった時の応急処置とは?」はこちら

http://japanda-ch.jp/trouble/health/500006.html


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

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