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トラブル解決術

子どもを交通事故に遭わせないための予防策とは?

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2013.01.17 更新2017.03.16

先日、小学生になる子どもと一緒にいた時に、道路の向こう側に子どものお友達が立っていました。お友達を見つけると急に私の手から離れ、パッと道路に飛び出しヒヤリとしたことがありました。幸い、車は通らなかったので、大事には至りませんでしたが、子どもを交通事故から守る必要があると強く思いました。家庭でできる交通事故予防方法や、子どもに上手に伝える方法を教えてください。

一見安全そうな場所こそ危険、繰り返し交通ルールを教え込みましょう

子どもの交通事故を防ぐには、どのようなことに注意をして、どのようなことを教えておけば良いのでしょうか?子どもの交通事故の特徴から、予防策を考えてみましょう。


■事故が起こる場所は、「自宅の近所」が多い

子どもの交通事故は、外出先などの慣れていない場所ではなく、自宅の近所で多く生じます。日常生活の中で、普段から車に対する注意を図ることが重要であると言えます。


小学校に入学する際、新しく学習塾や習い事を始めた時などは、その施設までの道のりを親子で歩いてみて、どんなルートが安全なのか、特に注意をする場所はどこなのかなど、その場で具体的に教えるようにしましょう。


■事故は、「まっすぐな道」で「子どもが飛び出す」ことで起こる

交差点や信号機のある横断歩道は、そこでどのような注意をすればよいのか子どもでも分かりやすいため、一度ルールを教えて子どもが理解すれば、事故の可能性は低くなります。事実、子どもの交通事故は、いわゆる普通の「まっすぐな道」で生じることが多くあります。


また、子どもの歩行中に生じる交通事故の原因を見ると、その半分以上は子どもの飛び出しによるものとなっており、特に年齢が低くなるほどこの傾向が強まります。交通事故の多くは、車ではなくて子どもに原因があることを理解し、普段から道路を歩く際の安全を教えるようにしましょう。


■「止まって・左右を見て・歩いて渡る」ことを徹底的に教える

子どもは年齢が低くなるほどに視野が狭くなり、1つのものに目が行くと周囲に注意が回らなくなる、という傾向が科学的に証明されています。活動的な子どもほど「まっすぐな道を飛び出す」危険が高まりますので、自分の子どもの性格に合わせて、普段の外出などを利用しながら繰り返し交通ルールを教え込みましょう。


また「道路を渡る時は車に注意しよう」ではなく、「止まって・左右を見て・歩いて渡る」など、その場で、具体的に、分かりやすく教えることが重要です。


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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