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雹(ヒョウ)が降ってきた時の対処方法とは?

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2012.10.31 更新2017.03.16

先日、急に雹(ヒョウ)が降ってきて、とても驚きました!子どもも一緒だったので、慌てて屋根のあるところに逃げたのですが、雹(ヒョウ)が降ってきた場合はどのように対処すればいいのでしょうか?もし近くに屋根がなかった場合はどうすればよいのでしょうか?

大粒の雹(ひょう)は傘を破ります、すぐに屋内に避難しましょう

雲から降ってくる氷の粒は、大きさが5ミリ未満では霰(あられ)、5ミリ以上だと雹(ひょう)と分類されます。雹(ひょう)は多くの場合数ミリ程度の大きさですが、時に数センチにも成長することがあり、この場合大きな被害を生じさせます。雹(ひょう)が降ってきたら、すぐに安全な建物の中に避難しましょう。


■雹(ひょう)発生の仕組みと前兆

雹(ひょう)は激しい上昇気流をもつ積乱雲(入道雲)の中で発生します。雲の中に生じた氷の粒は、重力と上昇気流の影響で上昇と下降を繰り返しますが、その過程で溶けたり凍ったりしながら大きさを増し、一定の大きさを超えると地上へ落下してきます。


雹(ひょう)注意報というものはありませんが、同時発生する雷注意報や竜巻注意報が発令されていたり、外出先で次のような兆候を感じたら、雹(ひょう)に注意してください。


・巨大な積乱雲(入道雲)の発生が見える。

・突然空が暗くなる。

・雷の音が聞こえたり、光が見えたりする。

・ヒヤッとする冷たい風が吹き出してくる。

・大粒の雨が降り出してくる。


このような兆候を感じたら、例え雹(ひょう)に見舞われなかったとしても、ほどなく雷や大雨に襲われますので、できるだけ早く安全な建物の中に避難してください。


■雹(ひょう)に見舞われた際の対処方法

●屋内にいる場合

大きい雹(ひょう)は、ガラス窓を割ったり物置小屋の木製扉に穴を開けたりします。過去の雹(ひょう)被害でも、割れたガラスでケガをするケースが多くありましたので注意が必要です。


屋内にいる際、バラバラという音と共に雹(ひょう)を察知した際には、すぐに窓ガラスから離れてください。この際、雨戸を閉める余裕はないと思いますが、カーテンを閉めることができれば、例え窓ガラスが割れても飛散する範囲を最小限にとどめることができます。


●車に乗っていた場合

車の乗車中に雹(ひょう)が降ってきたら、ゆっくりと減速させて路肩に停車しましょう。雹(ひょう)が屋根にあたると、ものすごい音を発しますのでびっくりしてしまいますが、自動車の屋根を突き破ることはありませんので安心してください。


一方、雹(ひょう)で車の窓ガラスは割れる恐れがありますが、ケガをしないような割れ方をしますから、慌てて外に飛び出したりせず車内にとどまってください。雹(ひょう)は多くの場合雷を伴いますが、車内にいれば安全です。


●屋外にいた場合

雹(ひょう)は雷・強風・竜巻を伴うことが多く、屋外で襲われると大変危険です。傘を持っていても突き破ったり、強風にあおられて雹(ひょう)が真横からぶつかってくることがありますので、一刻も早く建物の中に避難してください。


雹(ひょう)は降り方が激しくなると、数メートル先も見えないほどの勢いになりますが、長時間は続きません。どうしても建物がなければ、カバンや上着で頭部を守りながら、木の下、岩の影、車や塀の脇など、少しでも身を隠せる場所でじっとやり過ごしてください。


備え・防災アドバイザー 高荷智也

身近な危機に対応できる、暮らしの備え・防災をお伝えします。

「備え・防災は日本のライフスタイル。」世界有数の災害大国日本において、私たちの身近に潜むリスクに対処するためには、生活の中に備え・防災を取り込む必要があります。個人と家庭の視点で、暮らしの備えをご案内します。

【URL】 http://sonaeru.jp/
【経歴】 2007年に本業のかたわらで始めた防災ブログが反響を呼び、2011年より防災をテーマとしたセミナー・執筆・メディア出演を開始。2015年に、屋号をソナエルワークスと定め、以来インターネットメディアや講演会などを中心に活躍中。1982年、静岡県生まれ。
【メディア】 テレビ、新聞、雑誌など出演多数、生活者視点の分かりやすい防災アドバイスに定評がある。著書に「中小企業のためのBCP策定パーフェクトガイド(2015年)」、他。

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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