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トラブル解決術

騒音トラブルにならないための予防策とは?

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2015.12.29 更新2017.03.16

友人が騒音問題で困っています。アパートの上の住人の生活音がうるさく、一度お話しに行っても改善せず、ストレスがたまっていて引っ越しも考えているといいます。私も集合住宅に住んでいるので、いつ自分の身に起こるか分かりません。また自分の出す音で騒音トラブルになる可能性もあります。騒音トラブルにならないための予防策を教えてください。

建物の構造や間取りに気をつけて部屋探しをしましょう。

■部屋を選ぶ際に気をつけたいこと

騒音トラブルに巻き込まれないようにするには、まず部屋探しから気をつけたいポイントがあります。まず注目したいのが建物の構造です。木造や軽量鉄骨造などのアパートよりも、鉄骨造や鉄筋コンクリート造のマンションの方が音が響きにくく作られています。また、間取りは自分の部屋だけでなく、隣の様子も確認してみるといいでしょう。部屋と部屋の間に押入れやクローゼットといった収納スペースがあれば、壁一枚よりも、音が響きにくくなります。


音は上から下へ響くことが多いので、最上階であれば、上からの足音などの騒音に悩まされることが減ります。一階であれば、自分の足音が下に響く心配が減ります。角部屋であれば、隣が片側だけなので、隣室の内側に音の出るテレビやステレオ、音の影響を減らしたいならベッドなどを配置するといいでしょう。


■防音アイテムを使う

音は、壁や床などを伝わって響いていきます。壁に布をかけたり、床にラグを敷いたりするだけでも、響き方が和らぎます。また、より効果の期待できる防音カーペットや防音カーテンといったものも販売されているので、騒音トラブルを防ぐためには使ってみてもいいでしょう。


なお、騒音問題は人によってうるさく感じる音の種類や大きさが違ったり、住人が入れ替わることで今までとは違う対応を迫られたりと、一筋縄では解決しにくい問題です。


特に木造や軽量鉄骨造の建物では、足音やドアの開け閉めなど、ごく普通の生活音すら丸聞こえという物件も少なくありません。一度気になり始めると、最初はそれほど気にならなかったごく小さな物音すら耳障りになってしまうこともあります。苦情を言う前に「隣人ではなく、建物そのものが悪いのかもしれない」と冷静になることも必要です。騒音かどうかわからないときは、家族や友達などを部屋に呼んで、音の程度を確認してもらってもいいでしょう。


■あまりにひどい場合は注意してもらうことも

それでも「やっぱり、うるさい」と思うときは、集合住宅であれば、大家さんや管理会社などを通じて、注意をしてもらうようにしましょう。また、「深夜に大騒ぎをしている」といった明らかに非常識な場合は、警察に通報しても構いません。そのときに誰が言ったのか、名前や部屋などは伝えないようにしてもらうと安心です。騒音トラブルでは直接注意をしたり、誰が言ったのか伝わってしまうと、嫌がらせをされたり、逆恨みをされてしまう可能性もゼロではありません。


そういった対応をとった上でもなお、騒音が収まらない場合は、引っ越しをするというのもひとつの手です。泣き寝入りと思うかもしれませんが、気の休まる暇がない、眠れないくらいなら、お金をかけてでも安心して生活できる場所に移った方が、最終的にはプラスになることもあると覚えておくといいかもしれません。


暮らしのコラムニスト 河野真希

暮らしの中の“困った”を解決するお手伝いをします。

WEBや雑誌等を通じて、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案しています。暮らしの中で突然起こるトラブルをすばやく的確に解決して、毎日を安全・安心に過ごしましょう。

【URL】 河野真希オフィシャルサイト http://kawano-maki.net/
【メディア】 「MEN'S NON-NO 」(集英社)、「女性セブン」(小学館)、「月刊SPA」(扶桑社)、日本経済新聞、朝日新聞、「ズームイン!!SUPER」 (日本テレビ)出演など多数。
【著書】 「ひとり暮らしの季節ごよみ」(祥伝社)
【監修】 「はじめよう!気持ちのいい暮らし」(PHP研究所)、「これで解決!ひとり暮らしのQ&A」(主婦の友社)他

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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