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トラブル解決術

ダニが発生した時の対処方法とは?

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2011.08.24 更新2017.03.16

最近、太ももの裏辺りが痒く、少し赤くなってきています。友人に話したところ「ダニでは?」と言われました。もしかしたら布団の中にダニがいるのかもしれません。ダニの対処方法や予防方法を教えてください。

湿気対策と掃除で、ダニの好まない環境づくりを

●ダニの好む環境は湿度・栄養のあるところ

ダニはどんなに掃除を徹底したとしても、完全に駆除することは残念ながら、不可能です。ただし、刺されて嫌な思いをするだけでなく、喘息やアトピーなどのアレルギーの原因にもなりますので、できるだけ少なくしておきたいものです。ダニが好むのは湿度のある場所。湿度が60%を越えると、活動が活発になり、増殖していきます。梅雨時など湿気の多い時期は、天気のいいときを見計らってよく換気を心がけ、それでも気になるなら除湿機を利用するのもおすすめです。

さらにダニの餌となるものをなくすため、掃除もまめに行いましょう。髪の毛やフケ、垢、食べこぼしなどはダニの大好物。特にゴミが入り込みやすいじゅうたんや畳などはゆっくりと時間をかけて掃除機をかけましょう。


●ダニの住処となる布団やファブリックを清潔に

ダニの住処となりやすいのは布団やカーペット・ラグ、布製のソファやクッション、カーテン、ぬいぐるみといった布製品です。布団などの寝具は丸洗いできるものを選ぶのがおすすめです。洗えないものであれば、こまめに天日干しをするか、布団乾燥機を使って湿気を減らすよう心がけましょう。

また、布団には寝起きするタイミングで粘着ローラーや掃除機をあてておくと、効果的です。同様にカーペットやラグ、カーテン、ぬいぐるみなども丸洗いするか、天日干しをして乾燥させます。黒いビニール袋に入れてから干すと、内部の温度がさらに上がってダニが死滅しやすい環境となります。取りこむときに、軽くはたいてから室内へ入れてください。


●家具やファブリックを減らして、掃除しやすい部屋に

ダニによるアレルギー症状などが深刻な場合は、できるだけ布製品を使わない暮らしを心がけましょう。すべてをなくすことは難しいかもしれませんが、クッションやぬいぐるみ、テーブルクロスなど、なくても日常困らないものがあれば使わない方が安心です。

また、床置きの家具も減らすと、掃除がしやすくなり、ダニやホコリを減らすことにつながります。床に物を置く習慣がある人は、きちんと収納に仕舞うようにするだけでもいいでしょう。掃除機をかける前には、雑巾やフローリングワイパーで拭き掃除をすると、ホコリやハウスダストを舞い散らせずに済みます。


●「もしかしてダニが原因?」の症状には…

ダニに刺されると、赤みのあるブツブツができ、かゆみが出ます。かゆみが強い場合はその部分を冷やしたり、市販の虫さされ薬などを使うと症状を抑えることができますが、それでも治らなかったり、かゆみが続くときには皮膚科にかかりましょう。

ダニによるアレルギー症状には、喘息や鼻炎、アトピー性皮膚炎、結膜炎などがあります。ダニそのものやそのフン、死がいなどを吸い込んだり、触れたりすることによって起こり、ダニの少ない環境にすることで症状の改善が期待できます。ただし、他のアレルギー症状と区別がつきませんので、原因をきちんと特定するにはアレルギーの専門医にかかり、診察および治療を受けましょう。


暮らしのコラムニスト 河野真希

暮らしの中の“困った”を解決するお手伝いをします。

WEBや雑誌等を通じて、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案しています。暮らしの中で突然起こるトラブルをすばやく的確に解決して、毎日を安全・安心に過ごしましょう。

【URL】 河野真希オフィシャルサイト http://kawano-maki.net/
【メディア】 「MEN'S NON-NO 」(集英社)、「女性セブン」(小学館)、「月刊SPA」(扶桑社)、日本経済新聞、朝日新聞、「ズームイン!!SUPER」 (日本テレビ)出演など多数。
【著書】 「ひとり暮らしの季節ごよみ」(祥伝社)
【監修】 「はじめよう!気持ちのいい暮らし」(PHP研究所)、「これで解決!ひとり暮らしのQ&A」(主婦の友社)他

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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