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トラブル解決術

トイレの水が流れないときの対処方法とは?

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2016.12.20 更新2017.03.16

先日、会社のトイレが壊れてしまい、流れないという事態になってしまいました。会社のトイレだったので、ビル会社の方が対応したのですが、自宅のトイレでこのような状況になった場合、どうしたらいいのでしょうか?トイレの水が流れないときの応急処置などはありますか?

トイレの仕組みから、水が流れない原因を探ってみましょう

●まずは水を汲んで流す

とりあえずトイレで用を足したあと、いったん流してしまう必要があるなら、バケツなどで水を汲んできて便器に流しこみ、レバーを回しましょう。タンクは空でも便器内の水は流れます。ただし、タンクが空の状態で何度も流すと、他の部分の故障を招く場合がありますので、一回だけにしてください。


●止水栓を確認する

止水栓とは、タンクへの給水管につながったネジのような部分のことで、ここが閉まっていると、タンク内に水が入ってこないため流れないのです。トイレの点検や修理、水道工事等で閉めたのがそのままになっていませんか。マイナスドライバーを使い、左に回すと開きます。


●レバーの鎖を確認する

続いてタンクのフタを開け、タンク内を確認しましょう。レバーとつながる鎖はトイレの排水管のフタをしているゴムフロートにつながっています。レバーを動かすとフタが上がり、水が流れますが、サビや汚れ、またはたるみや切断などがあると、「水が流れない」、または「タンク内に水が溜まらない」ことの原因となります。たるんでいたり、はずれている場合は、元に戻しますが、劣化してしまっている場合は交換します。


●浮き玉を確認する

トイレのタンクの中には浮き玉という部品があり、水を流すと、これがタンク内の水位とともに下がって、水がタンク内に流れ込み、元の位置に戻ると、水が止まります。まれにあるのですが、浮き玉が壁に引っかかるなどして、うまく動かず、タンク内の水が空になってしまったために水が流れないのかもしれません。そのような場合には、動きを確かめて、正しい位置に戻します。


●ボールタップを確認する

浮き玉と給水管をつなぐ間にある部品をボールタップといい、ここから給水がされますが、付着したゴミや水垢で動きが悪くなると、トイレの水が流れないことがあります。ブラシやサンドペーパー等で落としてください。劣化している場合は、交換が必要です。


●それでも流れないときは

すべてをチェックしてもトイレの水が流れないとき、必要な部品が手に入らないとき(トイレ修理用の部品はホームセンターなどで購入可能です)は、トイレ修理のできる業者に依頼しましょう。なお、賃貸物件でのトイレ修理の場合、緊急時以外は大家さんや管理会社に連絡をとってからにしましょう。また、周辺の道路工事や建物の工事などの影響で地域や建物全体の水が止まっていて、トイレの水が流れない場合もあります。焦らずに対応してください。


暮らしのコラムニスト 河野真希

暮らしの中の“困った”を解決するお手伝いをします。

WEBや雑誌等を通じて、料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを目指すライフスタイルを提案しています。暮らしの中で突然起こるトラブルをすばやく的確に解決して、毎日を安全・安心に過ごしましょう。

【URL】 河野真希オフィシャルサイト http://kawano-maki.net/
【メディア】 「MEN'S NON-NO 」(集英社)、「女性セブン」(小学館)、「月刊SPA」(扶桑社)、日本経済新聞、朝日新聞、「ズームイン!!SUPER」 (日本テレビ)出演など多数。
【著書】 「ひとり暮らしの季節ごよみ」(祥伝社)
【監修】 「はじめよう!気持ちのいい暮らし」(PHP研究所)、「これで解決!ひとり暮らしのQ&A」(主婦の友社)他

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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