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クラゲに刺された時の対処方法とは?

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2012.08.27 更新2017.07.25

週末に家族で海水浴に行く予定をたてています。よく「お盆を過ぎると海にはクラゲがいっぱい」と聞きますが、 もし、クラゲに刺された場合はどのように対処すればいいのでしょうか?

クラゲに刺された時はひどくさせないことが大切です!

クラゲの”触手”には”刺胞”と呼ばれる目には見えないくらい小さなフクロが無数にあり、これに触れるとその刺胞から毒のトゲが発射される仕組みになっており、強い痛みと共に腫れを伴った皮膚の炎症を起こします。


無数の刺胞から毒のトゲが刺さるとビリビリと電気が走ったような痛みを感じミミズ腫れとなることから、触手の長いクラゲ(きれいなコバルトブルーで気体の入った袋状の組織を持ちその下に無数の触手を持つ「カツオノエボシ」、放射状の赤い模様のある「アカクラゲ」など)が”電気クラゲ”と呼ばれています。


他には無色透明で短い4本の刺胞を持つ「アンドンクラゲ」などが毒性の強い代表的なクラゲです。


■クラゲに刺された場合の対処方法

残念ながらクラゲの毒そのものに効果のある対処方法はありません。まずはクラゲに刺された部分をひどくさせない対処が大切です。クラゲに刺された後に患部を触ったり擦ったりすることによって、症状をひどくさせてしまうことが多いのです。


クラゲに刺されたら、患部の痛みを軽減し、腫れをひどくさせないために下記のように対処してください。


(1)チクッとしたら、絶対に擦ったり掻いたりしない

(2)皮膚にクラゲの触手がついていたら、素手で触らずに海水で静かに洗い流す(真水では行なわない)

(3)氷水を入れた「氷のう」をつくり、患部とその周囲を冷やす

(4)痛みや腫れが強い場合は、皮膚科で受診する


沖縄、奄美諸島に生息する猛毒を持つと恐れられているハブクラゲについては、刺された部分に酢をかけることで刺胞の毒がそれ以上発射されないことに有効とされています。

それ以外のクラゲに刺された時は上記の対処を行ってください。


■クラゲに刺されないための注意点

クラゲのほとんどは、自力で長い距離を移動するというより海面または水中を浮遊した状態で短い距離を移動します。潮流や風の方向などにより岸周辺に流されてくるケースが多いのが特徴です。


また、クラゲ本体から触手だけが離れて漂っている場合や、浜辺に打ち寄せられている場合であっても、クラゲの毒性が残っているので触らないように注意が必要です。無色透明で円盤型でゼリー状の「ミズクラゲ」というクラゲは触れてもそれほど心配はありません。


クラゲが浜辺に打ち上げられていたら海には入らないようにし、水中でクラゲを見かけたら海から上がるようにしましょう。また長袖のラッシュガードを着用したり、ウェットスーツを身につけて、あらかじめ肌が露出するところを少なくしておくとよいでしょう。


クラゲの繁殖の状況や生態については謎が多く、種類によって違いがあるようですが、一般的に言われている夏の終わり頃(お盆過ぎ)に多くなるというのは根拠が無く、ゴールデンウィークに大量発生した年もあり春先からすでに確認されていることもあるので、海に入る際は十分に注意が必要です。


ライフセービング インストラクター 上野真宏

海や河川など水辺の危険を知って、海水浴やレジャーを安全に楽しみましょう。

海水浴にマリンスポーツ、釣りなど海や川には楽しいアクティビティがたくさんありますが 毎年、夏になると水難事故が多く起きてしまうのも悲しい事実です。 水辺の危険を事前にお伝えすることで、1つでも多くの事故がなくなることを願っています。

【URL】 日本ライフセービング協会 http://www.jla.gr.jp/
【所属】 特定非営利活動法人 日本ライフセービング協会 理事・事務局長、 国際武道大学 体育学部スポーツトレーナー学科 非常勤講師

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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