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トラブル解決術

ハンドルが重たく感じる時の対処方法とは?

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2011.07.25 更新2017.03.16

最近、車を運転中にハンドルが重たく感じる時があります。運転しづらい時もあるので、対応が必要だと思うのですが、どういったことが原因でハンドルが重たくなるのでしょうか?

タイヤのパンクが一番疑わしいです。

ハンドルが重く感じることはしばしば経験することです。考えられる原因は大きく分けて二つあります。一つはタイヤです。摩耗が進んだり、空気圧が減るとタイヤと路面の接地面積が変わり重くなります。いずれにしてもタイヤが起因して重くなる場合は、早急にタイヤの摩耗や空気圧をチェックしましょう。


摩耗ですが、タイヤの周方向の直線的な主溝の深さチェックします。通常は8~9ミリくらいの深さがありますが、1.6ミリで合法的な限界となります。目安として溝の中に点検用の出っ張ったところがありますが、これが1.6ミリの目安です。法律的には使えても、5分山(残り溝が4ミリ前後)から排水性が低下しますから、雨の高速走行は慎重に運転してください。このように雨の走行でタイヤの性能が低下しているときはハンドルは軽く感じます。溝が残っていても、フロントタイヤのショルダー部(外側)のタイヤが偏摩耗(一部分だけ減っている)しているとハンドルが重くなります。


空気圧は20~30%空気圧が低下すると重く感じるようになりますが、最近の自動車には電動パワーステアリングが備わっているので、空気圧の低下によるハンドルの重さの変化が分かりにくくなっています。ハンドルの重さの変化だけでなく、片方のタイヤの異変は直進性にも影響するので、ハンドルがどちらかにとられるかどうかもチェックしてください。タイヤに異常がなければ、パワーステアリングの機構に問題が生じたと考えていいでしょう。すぐにカーディーラーに持ち込み点検しましょう。油圧式のパワーステアリングの場合はオイルの量が減ったと考えられるので簡単に直ることもあります。


モータージャーナリスト 清水和夫

環境問題という点から車とエコについて解説します。

国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして自動車の運動理論や安全性能を専門にしつつ、最近ではクルマ好きが考える安全と環境をライフテーマとして執筆しています。

【URL】 http://kaz-administration.blogspot.com/
【メディア】 「ディーゼルこそが、地球を救う」(ダイヤモンド社)、「車安全学のすすめ」(NHK出版) 、「モーターマガジン」「ENGINE」「GENROQ」などで連載中、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレターとしての出演も多数。

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