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国民年金と厚生年金の違いとは?

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2015.03.30

今年から社会人になった新社会人です。初めて給与をもらい、給与明細を見たとこ「厚生年金」という項目から給与が引かれていました。厚生年金は国民年金とはどのような違いがあるのでしょうか?年金の違いについて教えてください。

厚生年金とは国民年金の上乗せ部分の年金です。

給与明細を見るといつのまにか控除されている厚生年金。テレビや新聞等で「年金」の話題を目にすることが増えていますが、新社会人の方にとっては「まだまだ先のこと」と言ってあまり意識されていないことが多いようです。しかし年金は、老後の給付(老齢年金)のみならず、病気やケガで障害になった際(障害年金)や亡くなった際に残された妻や子供に対しても(遺族年金)支給されます。そのため、早い段階から年金の仕組みについて理解しておく必要があります。


・年金は3種類

そもそも年金とは大きく、学生や自営業者等が加入する「国民年金(第1号被保険者)」、主にサラリーマンが加入する「厚生年金(第2号被保険者)」(平成27年10月から公務員の共済年金も厚生年金へ一方化されます)、そして、厚生年金に加入している方の被扶養配偶者が加入する「国民年金(第3号被保険者)」の3種類があります。


国民年金は基礎年金とも呼ばれ、その名の通り年金の基礎部分となっています。さらにその2階部分(上乗せ)として、厚生年金があります。つまり、厚生年金に加入しているということは国民年金にも自動的に加入しているということになります。


・厚生年金は国民年金と何が違うのか

厚生年金は国民年金の上乗せ部分ということは先ほどお伝えしましたが、給付を受ける際や配偶者が被扶養者として加入できるかどうかに国民年金と差があります。まず給付を受ける際ですが、国民年金の上乗せとして支払っていくため自営業者等、国民年金しか支払っていない方と比較して当然その年金額は高くなります。


また、特に大きな差があるのは配偶者の扱いです。健康保険と混同されることが多いのですが、国民年金には被扶養者という概念自体がありません。そのため、自営業者の配偶者はその収入によらず各個人が国民年金に加入しなければなりません。しかし、厚生年金加入者の配偶者は、原則として年収が130万円未満の場合には保険料を1円も支払うことなく自動的に国民年金に加入できます(第3号被保険者)。


・その他の私的年金

その他、さらなる上乗せとなる年金として、会社員の場合には「厚生年金基金」「確定給付年金」「確定拠出年金(企業型)」、個人事業の場合は「国民年金基金」「確定拠出年金(個人型)」があります。


社会保険労務士 田治米 洋平

給与や年金の疑問をわかりやすく解説します。

社会保険労務士の立場からお金に関するお話をお届けしています。 給与や年金は多くの人にとって身近な問題です。 最近何かと話題のこれらの情報を、私、田治米洋平がナビゲートします。

【URL】 http://www.sr-tajime.com/
【経歴】 社会保険労務士。同志社大学卒業後、IT企業にて人事管理部門にて勤務。 2006年、独立。2014年青山学院大学大学院法学研究科修了。
【監修】 「起業に関するお金Q&A」(日経産業新聞)、IT現場の労務問題(「労務事情」産労総研)、「資金調達マニュアル」(経産省DG)、「労務トラブル相談」連載(マイナビ)他

※上記に関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

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