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冠婚葬祭の靴の選び方

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最近、結婚式やお葬式といった冠婚葬祭に参列する機会が増えてきたのですが、どのような靴を選べばよいか悩んでいます。慶弔両方に使える靴の選び方のポイントを教えてください。

男女ともシンプルな黒が基本。女性は取り外しできるアクセサリーを使えばおしゃれ度アップ。

■男性の靴の選び方

[1]色

慶事や弔事の両方で使う冠婚葬祭用の靴の色は黒を選びましょう。弔事にも使うなら光沢のないものを選びます。慶事ではエナメル素材はOKですが、弔事ではNGです。

スエードもさけましょう。


[2]形はストレートチップの内羽根式を

男性の場合は、慶弔であまり靴選びの違いはありません。

つま先の革の切り替えが横一文字になっている黒のストレートチップは、もっともフォーマルなタイプで冠婚葬祭にも使えるので、一足あると突然の場面でも慌てずにすみます。


「内羽根(ウチバネ)」というヒモを通す部分が外に出ないタイプと、ヒモを通す部分が外にでる「外羽根(ソトバネ)」と言うタイプがあります。「外羽根」は「内羽根」よりカジュアルになりますので、「内羽根」を用意しましょう。


[3]飾り

トゥ(つま先)の部分やトゥの革と後ろの甲の革とのつなぎ目に,飾り穴をあけたものはカジュアル感がアップします。慶弔用には、飾りのないシンプルなものをえらびましょう。


■女性の靴の選び方

[1]色・素材

男性と同じく、色は黒を選びます。弔事にも使うなら光沢のないものを選びます。

慶事ではエナメル素材はOKですが、弔事ではNGです。

スエードやアニマル系の型押しもNGです。


[2]種類、デザイン

慶弔どちらもフォーマルな席ですので、ブーツやサンダル、ミュールはさけましょう。

弔事にも兼用することを考えるなら、シンプルな黒のパンプスがおすすめです。

またヒールは5センチくらいまでを目安にしましょう。


[3]慶事のときには

靴用の取り外しができるアクセサリーがありますので、冠婚葬祭用のシンプルなものにアクセサリーをプラスしてアレンジするのもおすすめです。


結婚ジャーナリスト ひぐちまり

筆者の写真

結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。

婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。

【URL】 http://higuchimari.jp/
【経歴】 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。
【著書】 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数

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