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結婚式の挙式スタイル、キリスト教式とは?

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結婚を控えています。憧れのバージンロードを歩くキリスト教式にしたいと思っています。キリスト教式とはどんな流れで進行するのでしょうか?キリスト教式の特徴を教えて下さい。

キリスト教式は厳かさと華やかさのある、憧れの挙式スタイルです。

キリスト教の教義に従って執り行うキリスト教式は、約6割を占める、人気のスタイルです。親族だけでなく、友人や知人など多くの人に列席し祝福してもらえるのも人気の理由でしょう。


■挙式について

ホテルや式場の中にある結婚式用の施設は「チャペル」、街にある公的な祈りの場でもある教会は「チャーチ」と呼ばれます。チャーチは、本来は信者が礼拝を行う場ですので、挙式ができるのは信者のみである場合や、挙式前に結婚講座に参加することが求められる場合があります。


■新郎・新婦の衣装

新婦は白のウェディングドレスにベール、新郎はモーニングやロングタキシード、フロックコートとなります。結婚の誓いをする神聖な場ですから、新婦は肌の露出が過ぎないように心がけましょう。


ドレスを選ぶ場合は、荘厳な長いバージンロードの挙式会場なら、トレーンを長く引くドレス、こじんまりしたアットホームな会場なら、シルクなどの上質な素材のドレスなどその挙式会場とのバランスを考えることも大切です。また、教会式挙式では、参列者に後ろ姿を見られている時間が長いので、ドレスを選ぶ場合、後姿がどう見えるかも、チェックするのがおすすめです。


■式の流れ

主な流れは、開式宣言→新郎入場→新婦入場→讃美歌斉唱→聖書朗読・祈祷→誓約・指輪の交換・ベールアップ→結婚宣言→結婚証明書に署名→讃美歌斉唱→退場、となります。


新婦入場は新婦お父様とが一般的ですが、お父様がいらっしゃらない場合は、一人で入場、新郎と入場、叔父様やお母様、ご兄弟と入場なども可能です。


■式の演出

進行が決まっていることの多いキリスト教式の挙式ですが、ちょっとした工夫で、アットホームになったり、また厳かになったりもします。


アットホームな雰囲気にされたい場合は、小さなお子様にリングガールやリングボーイをお願いしたり、挙式退場時にフラワーシャワーや参列者と一緒にバルーンリリースをするといった演出はいかがでしょうか。逆に厳かな雰囲気にされたい場合は、生演奏、ゴスペル、聖歌隊の人数を増やしたりすることで、荘厳な雰囲気を作ることができます。


結婚ジャーナリスト ひぐちまり

筆者の写真

結婚が決まったら必要となる様々なマナ―についてご紹介します。

婚約者のお家へのご挨拶から婚姻届等種々の手続きまで、様々なシチュエーションで「愛される花嫁」になる為のマナ―やコツをご案内します。心配りのポイントを押さえることで、周りから祝福される幸せな花嫁になりましょう。

【URL】 http://higuchimari.jp/
【経歴】 20年間ブライダル事業に携わり、ウエディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。ブライダルフェアでのトークショーなどを行う。現在はヒロインプロデューサーとしても活躍中で、女性が輝く為の各種講座などを開催。
【著書】 「ウエディングのマナーとコツ」(学習研究社) 「花嫁の手紙お手本BOOK」(大泉書店)など多数

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